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東方冒険録1

2009.08.18(21:45)

新規で相互リンク追加のお知らせです。
新たにブロ友になってくださったりぃさんを紹介したいと思います。
ベ様が好きなりぃさんこれからよろしくお願いします。m(_ _)m

ここから追記:今日の記事は数年ぶりに公開できるタイプの小説を載せちゃおうかなと思っています。
色々やっているので更新頻度は低めかと思いますが、ちょっとづつでも良いから進めて行こうと思います。 東方冒険録1話

「ここって何処だろう……」
ちょっと散歩に行くつもりが早速道に迷ってしまったようだ。夏休みに友人達とキャンプに来ていた紅葉はとても綺麗な湖があると聞いて散歩がてら見に行くつもりで来たのだったが、一人で行こうと思ったのが間違いだったようだ。時間は特に早い時間帯でもなければ夜でもないのに何故か人を見かけない。このまま戻れないのではないかと紅葉はとても不安になった。やっぱり誰か友人を誘えばよかったと今更遅い後悔を感じながらトボトボと山道を歩いていたのであった。ふと顔をあげると大きな建物が見えてきた。
助かったと紅葉は思いながら赤い色の館に歩み寄る。門前まで歩いてくるとウトウトとまどろみながら立っている中国風の格好をした赤い髪の女の人がいた。
「あ、あのー……すみません」
「ハッ……ね、寝てないです!私寝てないですよ?」
彼女は紅葉に気がつくと慌てて返事をし出した。
「あの、ちょっとお尋ねしたい事がありまして」
「はいはい、何ですか?」
「湖ってどっちの方角かわかりますか?」
「湖ですか?湖だったらあっちの方角ですねー」
「そうですか、良かったー……ここからどれくらいで着きますか?」
「ここからですか、歩きだと結構かかちゃいますよ?見たところ貴方里の人ですよね?」
「えっと……里といいますか、あっちの方のキャンプ場から来たんですけど・・・」
「きゃんぷじょう?……すみませんきゃんぷじょうって新しく出来た村の名前ですか?」
「え?だからキャンプ場ですよ、キャンプ場!村とかはこのへんには無かったと思いますけど」
さっきからどうも会話がかみ合わない。紅葉は変な汗をかきながら現在の状況を理解できないでいた。キャンプ場の近くなはずなのにキャンプ場を知らないなんてどういう事だろうと思っていた。
「えーっと……余計なお世話かもしれませんが、普通の人間は湖に近づかないほうがいいですよ?妖精にいたずらされたら危ないですよ?」
「よ、妖精?妖精って……何を言っているの?」
紅葉はこの人が何を言っているのか全く理解できないでいた。このご時勢に妖精だって?幽霊ならまだ理解できるが、妖精がいたずらしてきて危ないだなんてニュースは耳にしたことがないからだ。
「美鈴、さっきから何をさぼっているの、お昼抜きにしますよ!」
「そ、そんなー咲夜さんー……それはないですよー……道を聞かれたから答えてただけなのにー」
美鈴は泣きながら紅葉と話していた経緯を咲夜に話すのだった。
「貴方迷子なの?」
「は、はい……まぁそんな感じです……」
「ほら、だから言ったじゃないですか!」
「あの…ここの場所、聞いてもいいですか?」
「紅魔館よ」
「こうまかん……?こうまかん……?」
紅葉は訳がわからずそのまま黙り込んでしまった。美鈴と咲夜もどうしたらいいのかわからなくなってしまった。
「……貴方少し休憩していったらいかが?」
このままでは先に進まないと思い咲夜なりの気遣いだったのだろう、紅魔館へ招いてくれるようだ。
「は、はぁ……」
「そうですね、妹様もきっと喜びますよ!」
「妹様?」
「フランドールお嬢様の事です。紅魔館の主、レミリアお嬢様の妹様です。それはもう二人共可愛い吸血鬼姉妹で……」
咲夜の一言で紅葉は凍り付いてしまった。
「きゅ・・・吸血鬼!?た、助けてー!!」
悲鳴をあげ紅葉は森の奥へと走って行ってしまった。
「行っちゃいましたね……」
「ええ……」
美鈴か咲夜が追ってきてないか後ろを振り向き確認をし、誰もいない事を確認すると息を整えるために側にあった木に寄りかかる
「吸血鬼なんて、冗談じゃないわよ……本当、どうなってるのよここ……あまり考えたくないけど、ここ日本じゃ無いのかも……?」
美鈴と咲夜の言っていた事が本当なのだとしたら自分の知っている世界ではなく、ファンタジー何かの話にあるパラレルワールドと言う場所なのではないかという結論にたどり着いた。
「咲夜、お茶を淹れて頂戴」
「かしこまりましたわ、お嬢様」
咲夜はレミリアに頼まれた通りいつもの様に紅茶を淹れる
「お嬢様、お待たせいたしましたわ」
「ねえ咲夜?さっき表が騒がしかったようだけど、何かあったの?」
「どうと言う事はありませんわ、中国…じゃなかった、美鈴が言うには迷子の人間が通りかかっただけですわ」
「ここに?珍しい事もあるものね」
レミリアは咲夜の淹れた紅茶の香りを楽しみながら何か引っかかるモノを感じていた。
「きっと里の人間だと思いますわ」
「ちょっと、紅茶だけー?そこに乗せてあるお菓子はまだ置かないのー?」
図々しく突然話かけてきたのは紫だった。
「あら、紫が来るなんてまたまた珍しい事もあるものね」
「今は冬眠の時期じゃなかったかしら?」
「まあ、そうも言ってられないって言うの?……痛ッ!」
テーブルに置こうとしたお菓子を咲夜が運ぼうしているところに紫が行儀悪く皿からお菓子を摘み食いしようとして咲夜に手を叩かれた音だった。
「紫、もったいぶらないで用件を言ったらどうなの?」
レミリアは面白くなさそうに紅茶を飲みながら紫に文句をつけた。
「はいはい、わかったわよー……」
紫は再びお菓子のクッキーを手に取って食べ始めるのだった。
「ねえ、紫このタイミングで貴方がここに来るって事は、さっきの人間と関係があるんじゃないの?」
「察しが良くて助かるわ、ちょっと込み入った話になりそうだけどね」




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